カテゴリ:トレイラルラン(UTMB)( 13 )

UTMB2014その後 広島のこと

はじめての街…
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UTMBから帰国して、関空にてハッと気付いたのが、
ワタシ、「広島」に帰らなきゃならないんだ〜ということ…(笑)


帰宅したら未開封の段ボールがいっぱい積み上がっており…。引っ越しはUTMB出発の前週。必死だったのはわかるけど、良くこんな環境で一週間寝起きしていたものだな…と(汗)

とにかくUTMB!…と目の前のことに必死だったため、細かいことを見ない、考えない、振り向かない、と割り切って過ごしていたため、UTMB終わると考えること、することがいっぱいでした〜。まぁ、毎週4泊5日広島のホテルで過ごしていた7、8月にアルプスに二回いったりロング走したり、引っ越ししたりと、よく乗り切ったなとは思いますが。。


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ちなみに、帰国した翌日から出社。
水、木、金…とわかっちゃいたけど予想以上にカラダ、キツかった……(笑)


足は3日後に会社近所の整形外科へ。
痛めている箇所が足首、アキレス腱だったので不安でしたが診断は「ひどい炎症」とのこと。併設の保険適用の鍼灸院に二日毎に通うことに。苦手な鍼を二日おきは辛かった。それより、普通に歩けないようなアキレス腱の痛みが不安で。鍼通いの合間に、保険外の整骨院や鍼灸院にも通ったり。なんせ、友人知人もゼロの初めての街で、頼りになるのはネットのみ。一回行ってみないと医院の善し悪しはわからない、とにかく動くべし…とせっせと病院通い。トレイルラン文化がまだまだ浸透していない広島の医院、160キロ…フランスのレース、と言うと必ず驚かれ、それが面倒だったり面白かったり。

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歩くこともままならなかったので、時間はたっぷり。
9月の週末はせっせと自宅のお片づけ。

引っ越しは最大の気分転換と言われているけど、転勤&引っ越しは自分のくらしの最大のリセットのチャンス。良く考えるといらない??と気付いたもの達はバッサバッサと捨てていった週末。モノが減って行くって本当に気持ちいい。元別会社だった広島での新しい所属先では学ぶことがいっぱいで、仕事と改めて向き合えたり。縁もゆかりも無い土地での人間関係はゼロからのスタート。大好きな山もゼロからの開拓。SNSが発達しているので寂しいという感じではなかったけど、くらし全般がリセットでき生活の棚卸し、自己の見直し、イロイロ。こういう時間がたっぷり持てたのも、UTMBを完走できたからこそかも。



自宅滞在時間が長かったので、ハマったのが干し野菜。
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ベランダで3日程干したら
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旨味がギューと凝縮して美味しくなります…。



「走れない」がストレスになるかと思いきや、最大の目標だったUTMBを終えたという燃え尽き感が大きく、走りたいという気持ちがまったく起こらず。とにかく足を使うなとのお医者様の言いつけを守って自宅半径400m以内で過ごす週末が意外にストレスではありませんでした。まぁたまにはこんなのもイイものですね。


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学生時代のカナダ留学を除いて生まれも育ちも関西。
ノーマークだった中国地方、初めての土地「広島」での一人でのくらし。
当初は「あれが無い、これも無い…」と神戸で通っていたお気に入りの定番が無いことで落ち込むことも多かったのですが、あるときから「こんなのもある、あんなのもある!」に変えていくことができ。どこへ行っても「初めて」なのが面白く、新しいモノ好き、お出かけ好きで良かったなぁ…と思います。



しばらく、こんなそんなでBlogの更新が滞っておりましたが、
少しずつ、コチラの山のことなどを綴っていけたらなと思います。





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by tekuteku-m | 2014-12-14 08:00 | トレイラルラン(UTMB) | Comments(0)

UTMB 2014 旅の記録 ゴールの後

今年はグリーン…
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まだまだUTMBの記録ネタ…(汗)



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ゴールのゲートの先は狭くって。
ボリュームゾーンだったので人でごった返していました。
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見知らぬ日本人から写真を撮りましょうかと声をかけていただいたり…
本当にいろんな人に感謝だな。

とにかくゴール後の顔のヒドいこと!(笑)
後で見たらワタシ史上最強に疲れたボロボロの顔。はい、ゴールの写真全ては私のPCにて門外不出?の永久保存。
(覚え書き:次回はこんな顔にならない走り方をしよう…!)

完走の記念品(ベストとピンバッチ)をもらい、待っててくださったMさん達とヨレヨレで広場にて始まった表彰式を鑑賞。
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で、2週間ぶりくらい、空腹で飲んだビールの美味しかったこと!
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あんなに食べられなかったのに、ビールを飲んだら胃腸が復活!
以前走って胃腸の調子が悪くなった後ビール飲んで復活したことありましたっけ…
(覚え書き:今度はエイドにビールがあったら飲もう!)
エイドでは手を出せなかった、サラミの塊やチーズの美味しいこと!
本当にレースって不思議だなぁ。


いったんお宿に戻り、お風呂。
なんせ二日寝ていないので湯槽で即効寝落ち…(笑)

夕方、同じく完走したNさん、サポートのKさん、リタイアしちゃったMさんと打ち上げへ。

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ああー、フランス来て最終日にやっとフランスのビール!


ムール貝♪
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イロイロ
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45時間の激走。
とにかく、いくらでも食べられます。
帰りには巨大ジェラートもぺろり。


お宿に戻ってSシンさん達とまた打ち上げ。
12時頃までぐだぐだおしゃべり。
完走できてこそ持てるこの時間、本当に幸せ。


---
翌朝、4時間程眠ってから、ジュネーブ空港へ。
足を引きずりながらスーツケース運ぶの辛かった…(涙)

朝にヨーグルトを食べたのだけど
カフェにてサンドイッチ。
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そして、ワンワールドの会員のNさんいくっついてラウンジへ。
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朝8時ですが…
スパークリングで乾杯〜。
そして、私いくらでも食べられるー。


トランジットのヘルシンキでも…
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フィンランドの魚介類&白ワインが美味しい。
ラウンジ初体験、Nさんありがとうございました。


復路の機内食はベジタリアンではありません。
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ビールも飲んでるし、カフェインも摂取!


ああ、終わった終わった終わった〜
という感じ?




関空では
またまた朝から…
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戦い終わった後のご褒美はいくらしても足りません。
ただただ、身体のあちこちが痛くって。
でもその痛みも勲章のような充実した気持ち。




関空から広島へ向かう新幹線の中で初めてFBのコメントを読みました。
本当にありがたいなぁと思うと同時にウレシナミダもホロリ。
あまりに必死で無我夢中だった45時間。
この濃密な時間の周りにはたくさんの応援があったのだど。
いろんな方の応援、声援、激励に心から感謝すると同時に
声援をパワーに変えれた自分の心の成長も頼もしく。
決して一人で走っているのではないと思えることが強さの源であり、
素直に感謝できる心を保つことがゴールまで平らかな気持ちでいられる秘訣。
新しく始まっている生活も大丈夫…
そんな気持ちに。



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by tekuteku-m | 2014-12-08 22:25 | トレイラルラン(UTMB) | Comments(4)

UTMB 2014 旅の記録 レース後半 ゴールまで

ホントに遠かった…
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---
ラフーリ(LA FOULY)108キロ地点はスイスのエイド。
もう走れなくって本当にヨレヨレで到着。
荷物を置いてから、あまりの胃腸の気持ち悪さにエイド脇の芝生にゴロンと寝転がっていたら…

ふと目を開けると真上に人々が覗き込む顔。
身体にはエマージェンシーシートがかぶせられてて…
なんと、そのまま救護室に運ばれてしまいました〜(汗)


救護室に運ばれたと同時に、有無をいわさず、上着を脱がされ、血液検査、脈、血圧などが測られて行き…。寝かされたクッションの温かさがあまりに気持ちよく、カラダをそのまま任せてしばらく横たわることに。
少ししてから起き上がると厳しい口調の女医の方に言われたのが、
「STOP!」でした。

UTMBのスタッフも来て、何やら話し合い。意味わかんない…と驚いて様子をみていたら、どうやら海外でのドクターは権威が高く、医者の下した判断は絶対のようで、医者が「STOP」と言ったらそこからレースは進めない様子。

一瞬「ドクターストップでリタイアしました…」だったら、格好がつくかな?
もうしんどすぎるし、ここでUTMB止めようかな…?このまま眠ると気持ちいいなぁ…
という気持ちが湧き上がりましたが…


リタイアした自分を想像した瞬間、弱り切った気持ちに「ダメ、ダメ!」と強く反発する自分がいて。
ふと浮かんだ言葉が「自分のプライド」「誇り」という言葉。
ここでリタイアするのは「ワタシ」じゃない。
自分が自分であるためには、絶対にここで止めちゃダメ…
と。


極限の状態で自分を動かす原動力がまさかの「プライド」「誇り」だったとは。
人間っておもしろいですね。。


「絶対に止めない」

気持ちをはっきりと決めたら、そこからワタシ、強かったー。

「身体は大丈夫です。ゴールを目指したいです…」
「こんな夜中に、しかも貧血のあなたをここから出すのはクレイジーだ。次のエイドまでの距離と標高差を知ってるの?」
(そんな全うなこと言われても、UTMB自体がクレイジーなんだけど…笑)
「大丈夫」に説得力が無いのがわかったので、「次のエイドは大きなエイドで、仮眠室があるのでそこで休息します」「ここで止めても結局次のエイドまで行かなければならないので」等々…とにかくあらゆる理屈を拙い英語で並べて気迫の主張、そしてドクターとの押し問答。

急に精気を取り戻してまくしたてる私を見て大丈夫だと思ったのか、ドクターが下した診断は、関門時間まで寝ていなさい、それからスタートしなさい、
でした。


---
救護室はエイドを出た関門の外にあったため、関門時間を過ぎてからのスタート。
このエイドでの実質のラストランナーでした。


少し進むと、何故か日本人ばかり。
日本語をしゃべれる気安さに気を許してしばらく一緒に歩いていたのですが、はっと気付いたのが「この人達はゴール出来ない人達なんじゃないか…」ということ。このままだと次の関門に間にあわない…と。

なれ合い?気安さを吹っ切って、自分を引き締めて、暗闇の中を一人先に急ぎました。
最終組だったせいか、前後人のいない漆黒の闇。しかも、ここは遠い異国のスイスの山の中。こんなに頑張ってももしかしたら間にあわないかもしれない…という焦る気持ち、独り真っ暗闇を走る不安、異国のドクターとの押し問答で昂った気持ち、ぎりぎりの自分に負けなかったこと、いろんな気持ちが混ざり、涙がポロポロ出てくるも、泣いてもしょうがないよ私、と何度も言い聞かせ、とにかく前へ前へ。幸いにも一時間近く救護室で寝ていたため調子が復活しており、ペースをあげることができました。



次のエイドはまだ??
とガシガシ登りを歩いている時、ライトを顔に当てられ驚いていると、「あっ、ハナさーん」と同宿でサポートのKさんの笑顔が前に!
この時の嬉しかったことといったら!張りつめていた気持ちが緩み、涙目でKさんに前のエイドでの顛末を話しながらシャンペ湖エイドまで。

後で、Kさんにもの凄い勢いで話し出すからびっくりした…と言われました。



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123キロ地点のシャンペ湖(CHAMPEX-LAC)〜ボヴィーノ(BOVINE)〜トリエン(TORIEN)まで、あまりにしんどかったのでほとんど記憶無し。とにかく「辛かった」とだけの記憶。


見上げると永遠と前に続くヘッドランプの明かりに気落ちしたこと
終わりが無いのじゃないかと本気で思えた長い長い登りのトレイル
ぬかるんでドロドロの道。
何の気なしにした外国人との会話。
足首が痛くてテーピングを巻いたこと。


これらが、いったいどこでのことだったのか、もう全く覚えておらず。
記憶にのこるは「ただただ辛かった」ということだけ。



--
最後の大きなエイド、ヴァローシン(VALLORCINE)で夜明け。
パスタを一口くらい食べたけど、あとは何もカラダに入らず。
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制限まで1時間くらいでスタート。
この最後の山が高くて高くて遠くて遠くて。
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ほとんど食べていなかったので、登りを登る力が無く、数歩登っては休むの繰り返し。
もう空っぽのカラダから絞り出すエネルギーの源は「絶対に止めない」という気持ちだけ。
自分の我の強さだけを頼りに一歩ずつ前へ。




稜線が見えてきた時は嬉しかったー
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が、ここからが…

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関門まであと一時間。
たぶん次のエイドはあそこ!!??と思えるところが前方に見えて。それがもの凄く遠い!前後にいた日本人もさすがにみんな走り出し、ワタシもそれに着いていくことに。

そのダッシュのおかげで、最後のエイドには30分前に到着。でも、そこで力を使い果たしたのか、最後の7キロの下りが全く走れないワタシ。
足首はどうやらアキレス腱を痛めているみたいで、一歩一歩の痛いことといったら。




---
シャモニの街が見えて来たー!
ただいま〜。
でも、まだまだ遠いー(涙)
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レースの終わる寂しさと嬉しさ…
なんてモノはなくって、とにかく早く終わりたいーーーという気持ち満載で最後の長い長い長い長い下りを足をひきずりながらシャモニの街へ。


トレイル抜けたけど、ゴールまでまだある…(涙)
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あ、花道のゲートだわ〜
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ここで、サポートのKさんのお出迎え。

「おめでとう〜!」と言われ
始めて「あ、完走できるんだ。嬉しい!」という気持ちに。

帰ってきたんだなー。


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長い長い長い旅。
45時間17分でした!

転勤や引越しでの準備不足の感はあったものの、まさかの45時間台ー。
やっぱりUTMBは凄かった。
そして、本当に長かったー。



「戦った」と感じた45時間の旅。
UTMB前の怒涛の二カ月も含め、自分との戦いだったUTMBの旅。自分を深くみつめ、そして自分の強さを信じることのできる旅でした。



--
UTMBのコースは一つ一つの山が想像以上に大きく、全く最後まで気が抜けないというコースでした。そして、やっぱり名実ともに、世界一のレースだなと感じました。レースの規模、コースの厳しさ、エイド、応援、そして参加選手達。こんなレースに参加でき、完走できたことは幸せだと思うと同時に、こういうレースに「参加しよう」と思えたこと自体を誇りに思います。

だけど、ひたすら辛かったという記憶に「悔しい」という気持ちも大きく、またチャレンジしたいという気持ちもフツフツと…(笑)






レースでお世話になった方々、支えてくれた人達、そしてたくさんの応援…
ありがとうございました!




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by tekuteku-m | 2014-11-18 22:52 | トレイラルラン(UTMB) | Comments(8)

UTMB 2014 旅の記録 レース後半 クールマイヨール〜ラ・フーリ

石畳の街中をグルグル…

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クールマイヨールのエイドでSシンさん、Kさん達とお会いしパワーアップ。
特にSしんさんは急遽サポートで選手エリアに入ってきていただき
着替えや荷物の交換を手伝っていただきました。ありがとう!
(↑エイドにはサポートパスを持っている人しか入れない)



お友達に会えた嬉しさなんかでこの時は超元気だったワタシ…
ちなみに、本当に何も無い地べたに座ってます。
シートなんてありません。
こういうところが海外レースだなぁ。。
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本当に全身ドロドロだったので、
レースで初めて靴から下着まで全て着替えました。
レース歴6年でも初めてのことがいっぱい起こる…
やっぱりUTMBですね。。


この後、Sしんさんと別れて、選手しか入れない補給食エリアでどん兵衛を食べていたら…
もらったお湯の温度が低かったせいか、美味しくない、油揚げ気持ち悪い…と思ったら
急に気持ち悪くなり…。胃の中のものが全て逆流。ゴミ袋に向かって全て吐ききってしまいました。

その時、自分が疲れていることや体調のことを急に思い出し…
ヤバい…とは思ったものの関門まで30分を切っていたため、そのしんどいままクールマイヨールを出発。
(これ、後で考えたら失敗だったなぁ。。)


次のエイド、ルフージュバルトン(REFUGE BERTONE)まで約5キロ、標高2000mまでの登り約800m…
ま、大丈夫だろう…と軽く考えスタート。


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快晴のクールマイヨールの街は四方を高い山に囲まれ本当にステキな街♡
街の中をグルグル走って、トレイルへ。
あと3キロくらいかなぁ…と思いながらつづら折りの登りをひたすら上へ上へ。


良く考えたら、クルーマイヨールで食べたもの吐ききったので、カラダの中に何も無い…
全く力が出ず、この登りのカラダの重かったこと!!
どんどん抜かされていき、関門30分前に出たため、いつスィーパーが来るのかとドキドキしながらフラフラで休み休み登る。ここ、予定では1時間だったのですが、もう既に予定も計画もどうでも良くはなってたけど、なんと到着まで2時間半も…(涙)


え、エイドが見えて来た〜
嬉しさでパチり。
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REFUGE BERTONE、石積みのお家がカワイイ!
ハイジ〜と叫ぶ気力もなかったけど、気分はペーター?
山の中腹のエイド、ステキでした〜。

ここで、昨日一緒にゴハンを食べたMさんに遭遇。お互い体調が悪く励ましあいながらおしゃべり。
目の前に本物のアルプスの山〜〜。
でも、気持ち悪くってあまり余裕無し…(笑)

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ルフージュ・バルトンから次のエイド、ルフージュ・ボナティ(REFUGE BONATTI)まで比較的フラットな爽快なトラバース道が続いていて、気持ちよーく走れる…はずだったのですが、もう気持ち悪くって…


次のエイド、どこやね〜ん。
とひたすら、次のエイドを目で探しながら進むワタシ…(笑)

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途中、芝生で寝転んで体調を整えて、回復したら進む…の繰り返し。
ルフージュ・ボナティ(REFUGE BONATTI)〜アルニューヴァ(ARNUVA)の下りが本当に辛くって。
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UTMBのコースの特徴はとにかく下りがキツイということ。
こういう比較的走りやすいシングルトラックの急な下りが何キロも続くのです。だいたい1000mくらいこういう下りを下ってエイドのある村に降りるので、エイドにつくころには胃腸がシェイクされて気持ち悪くって…それの繰り返しです。


アルバーニュ(ARNUVA)のエイドは激混みでほとんど座ることもできず。
調子が悪かったけど、フルーツを少し食べてすぐに出発。
なんとしても最難関のフェレ峠(2537m)を日が暮れないうちに登りきりたかったから。


景色ステキだよー、頑張れワタシ〜
(ゼイゼイ…涙)
と自分をだましながらヨレヨレで登る。

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調子の悪いカラダで1000m登ることの辛いことといったら…
ストックが折れるんじゃないか?と思えるくらいストックにもたれて何度も休息。

なんどもなんども上を見上げ、ピーク(峠)らしきものを探すも無い〜。
もうここまで来たら慣れてきてるのですが、こちらの山、明確な「ピーク」がなくって、
え?ここ??と思うところにテントが張ってててどうやら関門のようだわ=峠?
という感じ。


コチラが死ぬ程嬉しかったペレ峠の関門。

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たぶん、これがピーク??
UTMB最高峰記念にパチり。
2537m、頑張ったぞワタシ…。


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あとは下り10キロだ〜
待ってろスイス〜〜と
喜び勇んでペレ峠からの下りを走りましたが…
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中々着かないスイスのエイド、ラフーリ(LA FOULY)。
アップダウンが意外に多く、ここでカラダもですが心もかなり参ってしまい、
正に精魂尽き果てたヨレヨレの状態でエイドに到着。

このあと思いがけないドラマが…


続く。


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by tekuteku-m | 2014-11-16 12:56 | トレイラルラン(UTMB) | Comments(2)

UTMB 2014 旅の記録 レース前半 〜クールマイヨールまで

雨…(汗)
行ってきまーす
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UTMBスタートしてしばらくは小雨。
シャモニの街中を抜けると暫くは平坦な森の中のトレイルでした。
少しのアップダウンを抜けてすぐに最初のエイドLes Houches(8km)へ。
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山間の小さな村という感じ?
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TVでみたUTMBはのんびりしていてエイドではゆっくり休むイメージがあったのですが…
フルマラソン並みの慌ただしさ。誰もエイドで立ち止まる人はおらず…(汗)
走りながら給水の水を飲むか、スルーするか。
意外と厳しいぞ、UTMB…


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村は応援モード満載〜という感じでしたー。

---
ここから急登が始まります。
途中で雨足が激しくなり…
一旦脱いだゴアテックスを再び着用。

とにかく登る登る〜。
途中で昨日壮行会をしたMさんに遭遇ししばらくおしゃべり。


登って登って登って登った先にドロドロの下りのトレイル。
周囲で横滑りに転ぶ人が続出で、自分の転倒と周りの人の転倒を除けながら慎重に慎重に…
雨足も激しく、かなり辛かったー。

エイド手前でライトの装着をしていると
「ハナさんですか〜?」とお声をかけられ。
Kちゃんが紹介してくださった方でしたー
(クマトモちゃんありがとね!)


--- 
Saint Servaisのエイドは大雨なのに屋根が無く、水分のみ補給。
エイドから少し離れたトイレにて少し休息し、
その時に腕時計のストップウォッチが止まっていたことに気付いてびっくり〜〜。

よりによって、なんでこんな時にーーー!!??
現在が関門20分前だと知って、焦りまくりのスタートでした。





---
とにかく、自分を追い立てる。
絶対関門にはひっかかりたくない…頑張れワタシーー、て。

おかげで、三つ目のエイド、Les contaminesには関門1時間前に到着。
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初めての海外レース、そしてエイド。
人が多すぎて座る場所が無いエイドはゆっくりすることができず…(汗)
日本のレースに比べるとなかなかハードな環境。
後半、これではいけないと気付き、ベンチの隙間を見つけて無理矢理座ることを修得したのですが、ちょい遅かったかも。。




---
conntaminesを過ぎると延々続く登り。
ふと見上げるとはるか彼方の頭上まで続くライト。
その続く長さが日本では決してみたことのない距離で。
足下はドロドロだし、辛かったー。



四つ目のエイド、La Balme。
大雨がやみ、着替える人達。
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エイドの食べ物。
定番のチーズ、サラミ、クラッカー
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ケーキやチョコレートもありました。
ただ、ずーと同じ食べ物だったので写真はこれが最初で最後。
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雨で冷えてしまったカラダをしばらく焚き火で暖めてスタートです。
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ここからもひたすら登り。
目の前をつづら折りに延々と続くランナーのヘッドランプの明かり…
本当につらかったー。
でも、難関のセーニュ峠だし、想定内、想定内と…と心の中でつぶやきながらとにかく耐える。

夜が明けかけて、セーニュ峠が見えた時の嬉しかったことといったら!

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ボン!!ジョ〜ルーノ!
と言われ、イタリアに入ったんだ〜と気付きます。
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憧れのセーニュ峠にて日の出。
そして、イタリアのトレイル!
ああ、ワタシ憧れ続けたUTMBを走っているんだ〜という実感がひしひしと湧いてきて感動のうれし涙。
しあわせだなぁ…と一人ゴチながら気持ちよく次のエイドまで。



Lac compalからはイタリア側からのモンブラン、眼下にはベニーの谷といった絶景が楽しめるトレイル。

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ま、ここも登りは本当にきつかったけど、やっぱり真っ暗闇の中進むより景色が見えるって本当に感激でしたー。

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Col Checrouitのエイドではイタリアっぽいハチミツののったパンが。
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ずーっと同じ食べ物ばかり続いたUTMBのエイドですが、唯一違う食べ物のあったのがこのエイド。
イタリアのおじさん、おばさんありがとう〜。

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クールマイヨールへの激下りがまた半端無くって、
ヨレヨレで市街地へ。



街の中の路地をぐるぐる回ってドロップバッグの置いてあるUTMB最大のエイドへ到着〜。

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後半に続く…

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by tekuteku-m | 2014-09-27 22:03 | トレイラルラン(UTMB) | Comments(2)

UTMB 2014 旅の記録 レース当日〜スタート!

normal route! ヤッタ〜

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UTMB当日。
朝10時頃起床。実はまた明け方に目が覚めていたんだけど、さすがにレース当時なのでベッドの中でじーっとしてました。

アパートをシェアしているNさんも同じくUTMBを走るのですが、そのサポートで来ているKさんがレンタカーでサポートエリアを下見するとのことで、Sさん達も同行しており、起きた時にはみな出かけた後でした。


もぞもぞと起き出して、wifiの繋がるリビングで真っ先にチェックしたのが上記のメール。UTMB事務局からのお知らせメール。「スタートを予定通り17:30、通常ルートですよー」という内容。
やったー!て。。


2012年は悪天候で100キロに短縮されているし、2011年はスタートが23時となったり…
定刻通り、通常ルートで開催されるだけでラッキーなんです。

実は数日前から予報は「mild shower」で雨だったのですが…
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ベランダに出て見ると
ちょっと曇ってるけど…とにかく雨は降ってない〜〜
ヤッター。

朝ご飯は日本からの持参の無印良品の鳥飯とヨーグルトとリンゴ。
で、食べてまたベッドへ。

13時頃また起きて、一旦外出。
「さつき」に昨日予約していたおにぎりを受け取りに。
(おにぎり1個2€也。)

14時半頃にまたゴハン。
キーマカレーとお餅を三つ程。
Nさんも起き出してきたのでうだうだおしゃべりしながら身支度なぞ。
そうこうしているうちにSさん達が戻ってきて、
16時半頃にアパートを出ました〜。


な、なんか空が暗いぞ…(汗)

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いろいろあって、スタート会場へ着いたのはスタート20分前くらい。
すでに人が埋まっており、かなり後ろの方になってしまいました。
そ、空が…

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直ぐ近くにいた日本人の方とおしゃべりしていたら

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本当にスタート数分前に突然ザザーと雨。結構激しい…
気温が高かったのでどうしようかと思ったのですが、前方の空が黒かったのでいきなりゴアテックスを着用することに…

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かなり後方にいたため、音楽は聞こえていたのですが、カウントダウンは聞こえず…
しかも急な大雨で慌ただしくレインを出したりしていたので緊張する間もなく
いつのまにかスタートしてました〜。


UTMBのテーマ曲、ヴァンゲリスのconquest of paradaiseが流れる会場。
歓声と拍手と声援が響き渡りああ、UTMBなんだなぁって。
でもそんな感慨にふけている場合じゃなく…
人が多すぎて前へ行けない〜


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ゲートをくぐり抜けても…
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次のエイドまで◯分…と考えていたのに、いきなり予定変更?
ま、これもUTMBなんだよね。
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168キロの旅、行って来まーす。
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by tekuteku-m | 2014-09-21 23:34 | トレイラルラン(UTMB) | Comments(2)

UTMB 2014 旅の記録  〜レース前日 トレッキングを満喫

快晴〜
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シャモニ二日目の朝、またまた4時起き。
というか、時差ぼけで目が覚めちゃうんです…

この日はOCCに出場するKさんをお見送り。
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行ってらっしゃーい!




一旦ベッドに戻り、再び5時半頃起床。
キッチンで朝ご飯を作っていたら、NさんKさんは外で朝ご飯を食べるとかで6時過ぎにもう外へ。

今回はレースだからと珍しく日本から食料をたっぷり持って来ていたことをやや後悔…。自分がパン好きで、日本でも朝からお米を食べることなんて滅多にないのを忘れておりました。何故かフランスで朝からお米のゴハン…(汗)
(覚え書き:次回来る時は朝はサンドイッチを食べよう♪)




この日も関西組で早朝から、ロープウエィで3842mまで登れるエギュイ・デュ・ミディ(Aiguille du midi)へ!。

覚え書き:周辺のロープウェイや鉄道が乗り放題の一日券、マルチパス(MultiPass 56.50€)を購入。
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7時の始発は既に長蛇の列でだぶん始発から3本目くらいのロープウエィだったかな。


この真ん中のとんがっているところまで…
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二本目のロープウエィの中からは氷の壁や氷河が…
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二つ目の駅からはエレベーター。
ここで、全員ダウンジャケットを着込みました〜。



そして…
ひやぁ〜
3842mからの眺めーー。
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真下にロープウエィの駅。
チベット風?だわ〜
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こんなに近くまで来ちゃった、モンブラ〜ン♪
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富士山より高いところ〜

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で、なんとガラス張りのエリアで記念撮影してもらえるんです。
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スゴいぞフランス…



テンションは高いものの、あまりの寒さに結構早めに撤退…(笑)
もうね、手や耳が凍っちゃいそうな、そんな寒さ。

中間駅まで降りて…

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さっきまでいた3842mを目の前に、カフェで一休み。
ココアでカラダ温まる〜

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ここからトレッキングへ!
(もちろん走ってますが…)

走ってくる日本人がいるな〜と思ってたらUTMFを10位だった野本さんでした。先ほど原さんご一家にもお会いしました。みなさん頑張ってほしいな〜〜て。
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中間駅のプラン・ド・レギュイユ(Plan de IAiguille 2317m)から登山鉄道のモンタンヴェール(Montenvers 1913m)まで2時間程歩きました〜。もうこのコースが絶景で最高! 振り返るとモンブラン、前方にはグラン・ジョラスやメール・ド・グラスが楽しめる豪華なコース。


ロバさ〜ん
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前方にはUTMBのコース!
た、高いぞ…(汗)
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それにしても…この景色、
シアワセ過ぎるんですけどーー
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ヤギさん道標♡

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ランドネ風♪
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山小屋カワイイ♡
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これ、有名な山の上のホテルらしいです。


帰りは登山電車で。
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お昼過ぎにシャモニに戻りランチ(サンドイッチ!)を食べた後、まだ散策をする3人と別れアパートへ戻りました。もう眠くって…。時差ぼけなんて言ってられなくって、明日からUTMBを走る身にとっては眠れる時に眠っておかないと…と。で、お部屋に戻ったらTDSを走っているはずのSさんがベッドに…!
リタイアされたとのことでした。残念…。


2時間ほど眠ってから、レースの準備。既に走ってきたSさんの話しを参考にドロップバッグの中身と持って走るものをウンウンウンウン…と考え考えパッキング…。そうこうしているうちにお客様の登場〜。

Sさんのお友達、MMAブロガーでもある蚊取り線香さんがPTLをリタイアしたとのことで、遊びにきました

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中国在住、毎年シャモニに来ているという蚊取り線香さんのお話は興味深くって…。ほんと、世の中いろんな人がいるんだなぁ…。
こうやって、お客様を迎えられて、リビングでゆったり談笑できるのもアパートメントの良いところ。本当に良いお宿でした。





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この日の夜は東京のMさん達と約束していたレース前祝いディナーに日本食料理レストラン「さつき」へ。
この日のメンバーは全員明日UTMBを走る人達です。

で、私以外2012年のショートカットされたUTMBを走った人達。
制限時間に間にあわないならまだしも、絶対自分からは止めない…と口々におっしゃっておりレースへの意気込みに刺激いただきました〜。

みんな、頑張ろうねっ
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レース前夜のたっぷりゴハンは
照り焼き丼とお豆腐サラダ。
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美味しかった〜。





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なんやかやいって、この日も朝から晩までたっぷりと。
11時頃就寝。







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by tekuteku-m | 2014-09-16 23:54 | トレイラルラン(UTMB) | Comments(0)

UTMB 2014 旅の記録  〜シャモニ満喫の一日

戦闘準備…?
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シャモニ到着の翌朝、4時頃起床。実は時差ぼけで3時半頃から目が覚めていたのですが…(涙)

お部屋をシェアしているSさんがTDSへ出発です。
そのお見送りで一旦ベッドから出ました。
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Sさん、頑張ってねー。
行ってらっしゃーい!!
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再びベッドへもぐり、眠れないなりにも6時頃までゴロゴロ。
でももう我慢出来ず6時頃に起き出して、身支度整えてシャモニの街中へ。

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ああ、私、あの憧れの「UTMB」の会場へ来たんだなーーって。
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トレイルランニングのお店かしら〜
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ワクワク、ドキドキ…

駅前のベーカリーにて日本でも好物のカスクートをゲット。
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もう小麦の味が違うーーー!
パン好きにはたまらん…と呻きながらフランス最初の食事を道ばたにて。
このあとガレットもいただきましたが、バターの味が違うーーーと呻いてました…(笑)さすがフランスの食ですね。。




あっ、これ、初めてモンブラン登頂を果たしたお医者さまと猟師のお二人の像。このリアクション、何か意味があるんでしょうね…
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8時過ぎに関西から参加のMさんとJ君と待ち合わせ。
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うわぁーー、スタート&ゴールだわ〜
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ひとしきり、ぷらぷらした後、プレヴァン(Brevent)へ。
歩いてロープウェイ乗り場へ。

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で、なんと!ロープウェイに乗った瞬間にチケット売り場の前にi-phoneとデジカメを置いて来てしまったことに気づき…
きょえぇーーと駅に着いた瞬間に飛び降り、取りあえず駅の係の人に伝えて。すぐ、下の駅に連絡してもらい「大丈夫〜」と言われたのですが。言われたけどものすごく慌てて、また来たロープウエィに飛び乗り下の駅へ。着いてすぐ窓口へ駆け込むと、なんと!届けてくれた方がいて無事に二つとも戻って来ました〜。で、慌てふためいた私の姿を見て「私が届けたんだよー」と言ってくださる方がいて本当に心底感謝の気持ちを伝えましたー。日本でもこんなことしないのに…気が緩んでいたかなとひとしきり反省…。とにかくみなさん親切でフランス(シャモニ?)を見直したエピソード…。おかげでロープウエィ2往復してしまいました…(笑)


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ロープウエィ乗り継いで2525mのプレヴァン山頂へ。



目の前にモンブラ〜ン♪

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復路は中間駅までトレッキングで。
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道標がおフランスだわ〜
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パラグライダー…
この景色の中での飛行は最高だろうな〜
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一旦シャモニの街へ戻り…
ランチはオニオングラタンスープ
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前日の大雨でシャモニの街中の川がこんな感じ〜。
お天気回復して良かったね!

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エキスポ会場にておみやげを物色して、
(この時にもっといっぱい買えば良かった…汗)

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アパートに戻って荷物をとってからUTMBの受付会場へ。
今年は水曜日は15:00〜19:00にUTMBの受付を行っていました。

16時前に着くと…
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長蛇の列〜。
1時間くらい並んだかな。

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これ、チェックリスト。
ランダムに4つの装備がチェックされます。
私は「レインウエア」「携帯」「ライト」『携帯食料」でした。
食料までザックに入れてたっけー?と少々焦りましたが、たまたまグミがありそれでセーフ!
厳しいとウワサの装備チェックでしたが、UTMFよりはユルい感じでした〜。



全てのチェックを終えると…
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手首にリボンが巻かれます。
これ、レース終了まで外してはイケナイ(外れない)リボンであり
UTMBに参加するんだぞーというステイタスみたいなもの。
どんな高級なブレスレットよりも、この地ではワクワクするアクセサリーでした。







今年はイエロー!参加賞のTシャツ着てさっそく…
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おのぼりさん写真?(笑) 
みんな頑張ろうね!







---
夜はSミョウさんのお誘いで、一旦サンウエストチームのY屋さんご夫妻達とお茶してから、SミョウさんKさんと3人でディナー。TDSのトップが帰ってきそうとのことで、花道沿いのレストランにて。ベジタリアンプレートを。

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ちょうど1位のグザビエ選手が帰ってくるところを見ることができましたー。
かっこいいー!ステキです!!


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なんだか盛りだくさんだった一日…
ちょっとぐったりしながら、この日は10時半頃アパートに戻り、
12時頃就寝。













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by tekuteku-m | 2014-09-14 22:40 | トレイラルラン(UTMB) | Comments(2)

UTMB 2014 旅の記録  〜出発

遠いぞ…

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ULTRA-TRAIL DU MONT-BLANC こと「UTMB」
トレイルランニングを始めたばかりのころ衝撃を受けたNHKのテレビ番組が、UTMBのドキュメンタリー。遠いフランス〜イタリア〜スイスのアルプスを走っちゃう、こんな世界があるのだと驚き、憧憬の念を持ち、いつか私も…と思いましたっけ。。
もっともっとと焦燥感とも言えるくらいトレイルランニングを欲っし、ますますます魅了されていき、どんどん仲間の増えていったあの頃。あの頃世代?のトレイルランナーはUTMBに対してみな同じような感覚を持っているんじゃないでしょうか。

そんな正に憧れ続けた夢の…いや現実の「UTMB」に参加した記録を綴っていきたいと思います。




---
前述したように、広島に引っ越しをしました。その翌週に、段ボール箱が積み上がっている自宅からUTMBに参加すべくフランスへ旅立ちました。飛行機は火曜の朝の関空発だったので、月曜夜に広島から神戸の実家に移動。翌朝送ってもらい(ありがとう)関空へ。広島へ転勤になったおかげで、私のUTMBの旅は月曜日から始まっていました。



グッズが全て「マリメッコ」だと聞いて、乗ってみたい♡ と選んだのがフィンエアー。
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ナプキンもマリメッコ〜♪


後で知ったのですが、トルコ航空、エールフランス、エミレーツ、ルフトハンザ…みなそれぞれの都合で様々なエアーでシャモニに集まっていました。ウワサによると夜中に日本を発ち、お昼到着のエミレーツが時差ぼけがあまりないとか…。


フィンエアーは「アジアンベジタリアンミール」を事前予約〜
乗って直ぐ振る舞われる「スナック」は、えだまめ。
ヘルシーだわ…。
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もともとお肉があまり得意でないので、UTMBを前に肉と採らないようにしていました。なのでベジタリアンミールが胃に優しくて良かった!
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「アジアン」=カレー味ということみたい。
二回の食事とも味は「カレー」でした〜
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ヘルシンキへは9時間程。
あこがれの北欧♡ フィンランド〜
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乗り継ぎ1時間は結構バタバタ。
ここで、関西からのUTMB参加者何名かとお会いしました。


ヘルシンキ〜ジュネーブ(スイス)は約3時間。
サラダ、美味しかった〜。(この路線にベジタリアン無し)
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計約14時間程でスイスのジュネーブ到着〜
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空港の時計がロレックスだわ…


フランスのシャモニまで、スイスのジュネーブからバスで1時間半程。
クマトモちゃんに教えていただいて予約していたALPYBUSにてシャモニへ。
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このバス、26ユーロで安かったのですが、乗り合いのお客さん指定の降車場所を回ってからシャモニに着くので、2時間近くシャモニまでかかっちゃいました〜。ま、安いので仕方ないかな…って。




シャモニでは、Sさん達が借りているアパートにご一緒させていただきました。

ロフト部分のバス付きベッドルームをSさんとシェア
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ロフトから下をのぞくと…
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リビングに…


ダイニング〜
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薪ストーブ♡
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素敵なキッチン〜
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あとツーベッドのあるベッドルームが二部屋。


いやぁー、このマンション、本当に良かった!
何より、リビングでのんびり談笑しながら皆さんとくつろげること。
料理ができること(食器が全てイッタラだった!)
広い空間だったこと。
人の気配や物音が私には心地よく、リラックスしてレース当日を迎えることができました!
さすが、毎年のようにシャモニに夏休に来ているSさん♪ 
ご一緒させていただき本当にラッキーでした。



この日は9時頃アパート到着。
同室のSさんが翌朝TDSに出場するため早朝出発とのことで、10時半には就寝〜
(時差ぼけでほとんど眠れず…涙)




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by tekuteku-m | 2014-09-10 23:00 | トレイラルラン(UTMB) | Comments(2)

UTMB 2014 ご報告♪ イロイロ

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ULTRA-TRAIL DU MONT-BLANC ことUTMB。名実ともに世界最高峰のトレイルランニングのレース。無事に完走しました!45時間17分でした。詳細は改めて書きたいと思います。取り急ぎご報告です。



完走報告とともに、近況のご報告ですが、実は7月に広島へ転勤となりました。

まさか自分の人生に「転勤」なんてことが降り掛かるとは思ってもおらず…(汗)住み慣れた生まれ故郷の神戸を離れ、縁もゆかりも無い土地へ一人で行かなければならないとは…しかもUTMBの前に!



引き継ぎを終え、7月中頃から広島にてホテル暮らしが始まり、週末は神戸の自宅へ戻り引っ越しや自宅を貸し出す手続き…という生活。3食外食、狭いシングルルームのホテル暮らしが思ったよりキツく、また、それまで毎日のように通っていたジムのプールやヨガ、パーソナルトレーナーのジム、整骨院、鍼灸院、玄米食、という生活のリズムが崩れ、UTMBを控え気持ちは焦るばかり。さらに新しい職場と環境。いつもはお気楽な私もさすがにへこみ気味な日々でした。
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そんな、充分にトレーニングができないという不甲斐ない気持ちが募る中、「だからUTMBの完走は無理かも…」とだけは決して言わない、思わない、とマイナスの気持ちはだけは持たないようにして過ごした2ヶ月。逃げ道を作りたくなかったのと、口にしちゃうとそれが現実になってしまいそうだったから… (一部の人には愚痴りました。スミマセン&ありがとう!)


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スタートは雨!
途中びっくりするくらいの大雨となり、全身ドロドロになりましたが、今年3回行ったアルプス全て雨模様だったのは、UTMBの練習だったのねーーと意味なく?前向き(笑) セーニュ峠で日の出を向かえ、目の前に広がる広大な景色と真っ白なモンブランを目にした時には感動して涙がでちゃったけど、元気だったのは中間地点のクールマイヨールまで。

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クールマイヨールでどん兵衛を食べた直後、全てを吐いてしまってから、みるみる調子が悪化。なんとかペレ峠を越えてスイスのエイドにたどり着いたときにはフラフラ。目眩で芝生に仰向けになっていたら、倒れたと勘違いされエマージェンシーシートで包まれ救護室へ。あっという間に血液検査やら血圧や検温やらと検査され、ドクターから言い渡されたのは「STOP」でした。

寝かされたマットの温かさが心地よく、一瞬ですが、「ドクターストップ…ああ、このまま眠っていいんだ〜」て。


でも、ハッと気が付いたのが、「ここで止めるのは私じゃない…」ということ。
自分が自分であるためのプライド、誇り…
止めてしまった自分と先に進んだ自分を想像した際、
やっぱり止めないのが「ワタシ」だな…
て。


気力を振り絞って、厳しい口調のドクターに拙い英語を駆使して気迫と論理の訴え。押し問答の末、結局関門10分前にスタートの許可。そこから準備をしたので実質的にはそのエイドでのラストランナーでした。

横になっていたのと薬が効いたのか、やや回復しており、そこから気迫の追い上げ。ぎりぎりの自分に負けなかったこと、異国のドクターとの必死の会話、関門過ぎてスタートしたという焦る気持ち、そんなこんなで感情が昂り、漆黒の闇の中を泣きべそかきながらのラン。次のエイド手前でKさんに「ハナさーん」と声をかけられた時の嬉しかったことといったら…。「ものすごい勢いで話されてびっくりした」とは後からのKさん談…(笑)



このスイスのエイドでの気持ちの強さを最後まで。
空っぽの身体を動かす辛さと足の痛みと時間との戦いが本当にずーっと続き、さすがやっぱりUTMBだなぁ…などと思いながら、最後の下りを足をひきずりながらシャモニの街まで。


まさかの、45時間。
長かったーー。
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「レースを途中で止めるのは簡単だけど、止めなければその後の人生が変わる」とはウルトラランナーのS先生談。

スタート前から自分との葛藤だったUTMBの長い長い長い旅。
まだまだ整理しきれていませんが、何か大きなものに心が満たされているような…そんな気がします。





FBでの応援、本当にありがとうございました。
支えてくださった方々、応援してくださった方々、そしてUTMBでの様々な出逢いと出来事、全てに感謝です。












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by tekuteku-m | 2014-09-07 23:56 | トレイラルラン(UTMB) | Comments(4)

神戸、六甲を中心に文字通り走り回っています。そして時々アートも。UTMF&UTMB完走の100マイラー。    2016年秋、関西に戻ってきました。


by ハナ*
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