キラキラ降り注ぐ緑のシャワー…夏休みのお話しですが…(汗)
今年の夏山は、念願の南アルプス南部、荒川三山〜赤石岳へ行ってきました。
その記録と記憶です。
アルプス行きの一週間前、足に虫刺され痕みたいなのがあるのに気付き、
え??ダニ??と思っていて。
水曜日、ん?少し体調悪いかしら…という状態、でもその日、摩耶山にナイトランに行けて。
木曜日、朝から熱っぽかったので、午前中に会社の診療所で風邪薬をもらう。でもその後みるみる調子が悪化。夕方には手足に湿疹ができて真っ赤に腫れ上がり、痛くてキーボードも打てない、歩くのも辛い状態。関節も痛く熱でフラフラ(汗)夏休み前最終日にも関わらず、早々に退社する。
金曜日、この日は祝日。熱は下がったものの、咽喉の痛みで唾を飲み込むのも辛く、家から一歩も出ずゼリーのみ食べてベッド周辺で過ごす。
土曜日、ネットで調べてわかっていたものの、病院で「手足口病」と診断されました〜(涙)。
手足口病は主に5歳以下の子どもの罹る病気。オトナの感染率0.7%のウィルスに、まさか自分が罹ってしまうとは…(汗)身体の抵抗力が落ちていた様子、トホホな気持ちと、身体に対して「守り」の姿勢で乗り込んだ日曜日からの南アルプスの旅でした。
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前置き長かったですが…
大阪から夜行バスで静岡入り。
静岡駅にて静岡のSちゃんの車にピックアップしていただき、いざ南アルプス南部の登山基地、椹島へ向かいます。
椹島に行くには、畑薙第一ダムまで自家用車で行くことができますが、そこからは南アルプス南部一帯の森林の管理、山小屋の運営を行っている「東海フォレスト」のバスに乗車しなければなりません。このバス、3000円の乗車料が必要ですが、東海フォレストの運営する山小屋に泊まれば「宿泊施設利用券」として使用することができ、宿泊代が3000円引きとなるというシステムです。
静岡から2時間程でダムの駐車場に到着〜
9時の送迎バスは一番遅い時間のバスのため、もう人もまばらでした〜
ここで、登山計画書の提出と一日目の宿と食事の有無を聞かれます。直ぐさま無線で山小屋に連絡が入れられました。登山者の管理がきっちりされててびっくりしました。
身体がガンガン飛び上がる程のビックリする悪路をマイクロバスで揺られて1時間程。やっと椹島に到着〜
椹島、もの凄い山奥なのにカフェや売店、水洗トイレも併設されているなんとも心地の良い登山基地です。
こちらでのんびり過ごすのも楽しそう。
10:30ようやく登山開始〜。
静岡駅から約4時間、遠いな南アルプス南部…(汗)
一日目は椹島から千枚小屋まで。CT6:30のコースです。
約1500mの標高差をひたすら登っていくルート。
高山病にならないよう、病み上がりの身体のこともあり、ゆっくりゆっくり休みながら、Sちゃんとおしゃべりしながら進みます。
樹林帯の中の登山道は本当に美しくって…
途中から赤土のトレイルに。
(だから赤石岳なのかな?)
同じバスだった方と前後してお喋りなんかしながらのんびり進みます。
4時前に標高約2500mの千枚小屋に到着〜
本館はきれいな建物でしたが、素泊まり練の「百枚小屋」は古い小屋という感じで雨漏りもありちょとしんどかったかな。お盆休み中なので、人が多くて素泊まり練の方がスペースは広かったと思います。
お水は豊富に使用でき、それは良かった!
おつかれ〜
そして、晩ご飯〜量も質も満足のお食事です。病み上がりのため、しっかりいただきました。
心配していた手足口病ですが、登山口でロキソニンを飲んでからウソのように咽の痛みが消え、調子も良くって、翌朝には手足の発疹の赤みが消えていたという…!恐るべし?山の癒しパワー!というかアルプス効果?
2日目に続く…