ハセツネ2012 当日 ハセツネの洗礼をうけました…

改めて、ハセツネとは…
「日本山岳耐久レース 長谷川恒男カップ」という登山家の故長谷川恒男を偲んで始まったレース。全長71.5キロで累積標高4500m、制限時間24時間。距離の割にはハードな高低差のあるコースです。その最大の特徴は、スタートが昼の13時で、どんなに速い選手でも夜間走があること、そして食料のエイドが無いこと。水は一カ所で1.5ℓだけ支給されるのみ。まさに「耐久」のレースです。


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当日の朝は雨〜(涙)
でも11時過ぎに会場入りした時には雨は上がっていました!

わぁ〜このスタートゲート、いつもDVDなどで観ている場所!
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なんだか、ドキドキ…
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スタートはグラウンドなのですが、人が多すぎてどう並んでいるのかわからず…
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あ、この方!!DVDで観た!
大きな荷物を背負って走るので有名な方です(大学の教授らしいですが…)
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そうこうしているうちに13時、スタート〜
最初の道路を急がなければ渋滞に巻き込まれるとは知ってはいましたが…
そんなに走れる人数でもなく…。

トレイルにはいってすぐの林道で…渋滞〜(涙)
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3、4人走れそうな林道でも…
うわぁーーー
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この渋滞、「歩ける」ならいいのですが全く動かないのです。
だんだん気持が焦ってきます。


やっとシングルトラックに入れるも…
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渋滞というか順番待ち???
何故こんなに動かなくなるのか不思議です。

ここはまさに順番待ち!!
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思った以上の渋滞に、もっと前に並べば良かった、前に並んだ人はきっともうずっと先だろうな…などと何となく気持がヘコんでくる自分がいます。ああ、ダメダメ…とは思いつつも。

たまに走れはするも、行けども行けどもどこかが渋滞。
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ただ、コースは本当に美しい森でした。
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第一関門の浅間峠を4:20の予定でしたが、4:41で到着。
で、明かりのついた関門に到着するも水も食料もあるわけじゃなく、
なんだか、あまり嬉しくないのです…

ああ、これがハセツネか…と。

途中の山中でライトを点灯。
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やと走り始めたばかりなのに、ここから先ずっと夜間走か…
ああ、これがハセツネなんだと。
ハセツネの凄さを改めて実感。


そして、ここから写真無しです。


レース最高峰の三頭山の登りでも渋滞。
走っても走っても人がうじゃうじゃいて、本当にびっくりです。

そしてこれまた予想より早く胃腸がダメになってきて、嘔吐の繰り返し。この時もうジェルは卒業と強く思うも、ジェル以外の食料がほとんどなく装備の甘さを激しく後悔。信越で経験した目眩も襲ってきて、またダメかな…という気持も頭をよぎったり。ただ、初めてのレース、とにかくゴールしよう…と第二関門の手前にして予定タイムはもう気にしないことにしました。そして、無理をしないようにベンチなどで休み休み進むことに。


唯一水の貰える第二関門のエイドが嬉しかった!
そして、水があることの安心感がどれほど大きかったことか。

足は残っているものの、とにかく内蔵が気持わるく、
降りの振動に胃腸が耐えられないようで、嘔吐しまくりの第三関門からの最後の降り。嘔吐し過ぎてか背中と胸が痛く、涙もポロポロ…

最後のフラットな道に出たときに走れたのがやや悔し。
足は残ってるんだ〜って。

なんとか15時間台でゴール。
あまりの気持悪さにゴール時全く笑顔無し…(汗)



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アップダウンが厳しく、こんなにハードなコースは初めて。10時間以上の夜間走も初めて。食料を全て自分で持って走るのも初めて。エイドがあんなに嬉しくないのも初めて。トップ選手であってもサポートを受けられるわけじゃなく、とにかく自分で計画した食料や水で「自分」の力と心だけで走らなければいけないレース。自分の能力以外、ある意味全ての人に平等で公平なのかも。

「気持」の持ち様が他のレースとは全く異なり、ペーサーやサポートなど、至れりつくせりの信越五岳とは対局にあるレースだなと感じました。いろんな意味で日本で一番ハードなレースなのかも…と思います。



頑張りきれなかった…あまり走れなかった、という気持が残った初ハセツネとなりました。でもゴールできたことによる気持の充実は大きく、自分の内にハセツネのレースで得た何かが定着できたという感はあります。

そしてあんなに辛い思いをして走ったのに…
渋滞くらいで気持をヘコましちゃダメだった、◯◯を持って走れば良かった、あそこでああすればよかったと、悔しさ半分、チャレンジ精神半分、そしてリベンジしたい気持がムクムク。

これぞハセツネの洗礼??そして魅力??





運営スタッフ、夜を徹して声援をおくってくださっていたボランティアの方々、沿道の応援、応援メッセージを下さった方々、すべての方々に感謝です。





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Commented by take_velo at 2012-10-15 06:59
お疲れ様です☆体調、大丈夫ですか?胃腸、尋常じゃない疲れ方のような気がします。心配です。
山は、結局、速い人も遅い人も、みんな等しく迎え入れてくれます、そのおおらかさが好きです。結果と同じようにプロセスも楽しみです。写真で、ちょっとだけ私も体験させてもらっています、ありがとう。
Commented by ハナ at 2012-10-15 22:10 x
タケさん、ありがとうございます。胃腸はたぶんジェルが身体に合わないのかと。トレイルラン=ジェルと思い込んでいましたが、今回で本当に懲りました。次回レースの課題は携帯食です。

信越五岳のレースでは、サポートやペーサーを付けている人達の優位を感じましたが、ハセツネは平等でした。そういう意味でハセツネは山のおおらかさを味わえるレースでした〜。また来年リベンジしたいです。
Commented by ドバッツ隊長 at 2012-10-16 23:11 x
初出場でこのタイムでのゴールなら言うことないじゃないですか。
問題なく完走できれば、14時間台のレースでしょう。
ちょっと頑張り切って、実力出し切った方が13時間台が
見えてくるのかなと思います。
何て偉そうなこと言ってますが、いつも洗礼を受けて
ずたずたにされます。
ハセツネは、全部自己責任。至れり尽くせりの大会が多い中で
時には、冷たい対応のような感じがしますが、
これがほんとうの耐久レースのような気がします。
こんなレースが、好きです。
ハナちゃんも来年は、このレースに負けないように頑張ってね!
ジェルのみで走れるようになると11時間切りが見えるのかな。
Commented by ハナ at 2012-10-16 23:50 x
隊長!
ハセツネ&斑尾おつかれさまでした〜。
斑尾、おめでとうございます〜!隊長のパワフルさに元気いただきました〜(^_^)

ハセツネは…タイムよりも自分を使いきれなかったという不完全燃焼感が残ってはいます。装備や準備も含めレース前の身体と心のコンディショニングもレースの一環なんだなと、自分の未熟さを実感。やっぱりハセツネは甘くなかったです〜。もっと力を出せて楽しめるようになりたいです。

でも隊長のおっしゃる通り、全部自己責任のこのレース、なんとなく私に向いているレースのような気がします。来年、リベンジします。隊長も是非ご一緒してください〜〜(^_^)
by tekuteku-m | 2012-10-13 12:36 | トレイルラン(レース) | Comments(4)

神戸、六甲を中心に山をグルグル。そして時々アートも。2016年秋、関西に戻ってきました。


by ハナ*
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