熊野古道 小辺路 トレラン 〜二日目
2011年 03月 24日
朝7時半頃三浦口をスタートです。
この三浦の集落が、とっても感じの良い集落。
Mちゃんと写真撮影大会状態…
棚田。日本の原風景ですね…
満開の梅が里山に彩りを与えます。
苔むした石畳が古道という感じ…
30分程で吉村家後の防風林。
これ、雑誌やblogでかならず撮影されているモデルさんのような樹です。
急な上り坂を進んで、三十丁の水という水場。
ここで一休み。
おはぎをいただきます。
いっぱい食べた朝ご飯は既に消化??
気持の良いトレイルが続きます。
崖っぷちですが景色は最高〜
それにしても、昨日の伯母子峠と高さがそれほど変わらないのに、
こちらは雪がほとんどありません。
伯母子峠の山の深さ、感じられます。
写真や映像を撮りながらのんびり進んで約2時間程で三浦峠へ。
小学生手作りの微笑ましい看板。
のんびりしすぎたせいか、10時過ぎまでに西中集落に降りなければならず、
約11キロとの表示に、あと1時間!!??とあわてて駆け下ります。
下りが得意なMちゃんにリードしてもらって一気に山を下ります。
走りやすくって気持いい〜〜
なぜ、10時過ぎまでに降りなければならなかったかというと…
はい。十津川温泉までの7キロの舗装路を
アスファルトイヤイヤ病の私たちはバスに乗る事にしたのです。
バス停にて、目はリ寿司…美味しい〜
バスの乗客が私たちだけで、貸し切り状態。
運転手さんとしゃべりながら乗っていたら
なんと、登山口近くの自販機とトイレのある場所とリクエストしたら
バス停が無いのに昴の郷というホテルの前でおろしてくれました〜。
ありがとうございます〜
(通常はダメだと思います。たまたまです…)
トレランしていると自販機の飲み物が本当に美味しい!
温かい紅茶が身体に沁みます。
十津川温泉からのトレイルの入り口はこの吊り橋を渡った先。
高所恐怖症の方にはハードな吊り橋です。
ミラーに撮影しているMちゃんも映ってます…
制限5人まで、と表示されており歩くと揺れます。
これぞThe熊野古道〜〜という道を進み、
エメラルドグリーンの十津川ステキ…
趣ある果無集落(はてなししゅうらく)。名前が凄いですね。
お地蔵さんや
茶屋後を過ぎて
観音堂の水汲み場へ。
お水、美味しかった〜
急な登りを登って、最後の峠、果無峠へ。
ちょっと寂しい感じの峠??
雨が降って来たので滞在数分。
午後からの降水確率80パーセント。
まだまだ小雨程度ですが、とにかく急いで山を降ります。
でも。濡れた石畳、滑って怖い…
雨ならではの景色。
雲海が見えます。
あの先に熊野本宮があるのかな〜
急げ急げ…
雨がかなり降って来た所で、舗装路へ出れました〜。
舗装路は例のごとく走れず…てくてく歩きます。
ゴールはもうすぐそこなのですが、寄り道
道の駅!
身体が冷えて来たのでお茶なぞして。。
態勢立て直して、また雨の中へ。
今度は身体が冷えないよう小走りです。
途中、またトレイルへ入り…
中辺路と合流した途端たくさんの登山者にお会いして
ずぶ濡れでゴール〜〜。超笑顔です。
小辺路から入ると、熊野本宮の裏口から入ることになります。
だから鳥居もちょっと地味?
本宮へ入り、四つのお社へお参り。
鳥居をくぐったら、ほろり涙が…
身体の奥から自然と感謝の気持が湧き上がり、
いろんな感情が溢れます。
頭で考える事をお休みし、身体をめいっぱい動かしたことで、
自分の小ささ、自分の抱える問題の小ささなどがすっと入ってきて、
自然と謙虚な気持になれました。
こんな気持でひいたおみくじ、大吉でした
この珍道中?ご一緒してくださったMちゃん
本当にありがとうね!