静と動…holy ride 鳥居の前で
2010年 08月 16日
朝は京都市美術館で開催されているボストン美術館展へ。
絵画のフルコースとのキャッチコピーに相応しいオールスターな絵画達。
久しぶりに一人で美術館。
好きな印象派の絵の前を行ったり来たり。
やはりゴッホの絵の前で足は止まってしまう。
美しいものを「美しく」描こうとする作為的なものはなく、
ただ描きたいのだからと言わんばかりの画家の感情を目に見える形にした絵画。
どうしてピュアな心というものに思わず涙ぐんでしまうんだろうか
-----
午後から石清水八幡へ。
Red Bull Holy Rideというご存知エナジードリンクのレッドブル主催のMTBダンヒルレース。
しかも神社の境内で行われるという前代未聞、
きっとこれが最初で最後のレース…を見に行きました。
http://www.redbull.jp/cs/Satellite/ja_JP/Article/Red-Bull-Holy-Ride
会場はこんな感じ
もちろんレッドブルのミニクーパーも待機。
大型スクリーンで中継が見れます。
ゴール地点が大型スクリーン&DJもおり、にぎやかで一番観戦しやすいのですが、
スタート地点や途中のライブな走りも見たいと石清水八幡本殿へ登っていきました。
スゴイ石段!!
普通のワンピースで行ってしまい、暑い…
20分程ひたすら階段を上って本殿へ。
な、な〜んと本殿の前、鳥居の下がスタート地点。
あまりの風景のギャップが本当に面白い。
絶対外資系の会社じゃないとこんなものは企画できない…
ちょうど予選がおこなわれており、
選手が一人ずつタイムトライアルしておりました。
Hさんが事前に探してくれていた「シケイン」という観戦エリアにおりてしばし観戦。
階段が普通の坂に見える〜〜
予選を通過した32人が今度は4名ずつ一緒に走り、
それぞれ1位の人が次に進め、最後は2名ずつ…というレース内容です。
予選、本戦、準決勝、決勝…とそれぞれ30分以上の間隔があるので、
ずっと山の中立ちっぱなしの観戦者も結構ハード。
で、会場ではレッドブルが無料で振る舞われていました…
3本も飲んでしまった…
準決勝からはゴール地点の大型スクリーンで観戦。
四カ所の映像が同時に見れます。
応援をしていたGiantの青木卓也選手が順調に勝ち進んで行きます。
結構興奮する白熱の観戦。
最後、決勝戦はスタートでは青木選手が先に行き、途中で抜かされ、
最後映像の無いエリアでどうなった…
会場全体が息を呑んでゴールで待ち構えていると、
ふたりほぼ並んでゴール…!!
結局0.09秒差で青木選手が優勝!
応援していた選手が勝ってかなりのコーフン状態でした〜
MTBを抱えて喜ぶ青木選手。かっこいい〜〜
MTBのレースなんて初めて!
しかも神社の境内を走ってしまうなんて。
思わず私も走れそう??と錯覚してしまいそうになるくらい
階段を平地のようにすいすい駆け下りるMTBの姿は圧巻。
途中ジャンプしたり、コーナーをキッックして回ったり。。
洗練されたテクニックは見ていて本当に楽しかったーーー。
お誘いしたくださったHさん、ありがとねーー。